2014年09月14日

「江戸雀」について

杉浦日向子の作品が好きです。

突発的に読み直したくなる時があって、今週があたったのです。「百物語」「百日紅」、「合葬」ももちろんのことですが絵柄がもっとも流麗な「二つ枕」が一番好きです。

吉原を舞台にした連作短編です。たわいもない筋立てなのですが、台詞回しが典雅で吉原の男女の機微というものはこんなものだったのかな・・・と思わせるところが素敵な作品です。

杉浦日向子の作品全てが流麗な絵柄で構築されているわけではないのですが、江戸の空気を呼吸しているような感覚が作品の全てに横溢しているところが自分にとって魅力なのです。

ふと、杉浦日向子みたいなものを描きたくなって「江戸雀」を描きました。
20140913_kimonogirl_010_S.JPG
今回はガラスペンで描いたものをデジタル彩色しています。自分の肉体感覚がそのまま出てしまう羽根ペンでは、ちょっとこなせないかな・・・と思い、ガラスペンを試してみました。存外、ガラスペンの無機質なタッチの方がこのような絵を描く時にはあっているのかもしれません。

さて、すごく着物が好きです。特に昔着物というものに憧れてます。でも、自分の体形の問題で手が出せません。

そういえば昔、日本画風の絵柄で、かつ書き文字も筆で描いたようなタッチで漫画を描けたらいいなあなどと思っていました。でも、山田章博がデビューした時点で「なにやってもかなわない」と思い知らされ、自分にできるタッチで好き勝手にやるようになりました。

このあたりのコンプレックスなど他人様には関係ないことだとは思いますが・・・。

ラベル:着物 コミック
posted by amleth machina at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | like Appendix? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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