かな〜り好きです。
「開かせていただき光栄です」よりも
作者の「好き」の詰め込み具合が過剰で
そこが自分にとって無茶苦茶、好印象でした。
擬翻訳体的な文章を狙ったと思うのですが
普段から翻訳小説しか読まない自分には
普通に日本の小説でした。
別にそこだけが問題なのではないのですが、
同様にあちらこちらに張り巡らされた仕掛けに
ちょっとあざとさを感じた点だけが個人的には残念。
題材的に魅力的なので、いちいち仕掛けをしない方が
もっと格調高い仕上がりになったんじゃないかなと
思ってます。
とは言えエンタテインメントとしても格調の高さも
十分以上のレベルでバランスがとれているので
単なる個人的な好みの問題です。
読了後、文庫版で600ページ以上のボリュームがありながら
何度も読み返しているのですから、すごく気に入っていると
いうことなのです。
ところで、劇中にペルゴレジイの「スターバト・マーテル」が
キーとなるイメージで使われているので、
ただいま「スターバト・マーテル」がヘビーローテーション中です。
*
以下、pixivへの投稿の覚書です。
「落書き:フィードバック」
けも耳とメカの組み合わせの落書きです。
今回はマンマシン・インタフェースです
気持ち的にはアップルシードのスレイブマスターシステムというか
ジャンボーグAというところです。
最後の一枚だけ、気持ちメビウスが入ってます。
ちなみに昔から純粋にデザイン的にシュビム・ワーゲンが好きです。
ただ前回も書きましたが、個人的にWWUのミリオタ素材の取り扱いは
デリケートな手つきが必要だと思っているので、好きでもあまり
おおっぴらに使えない題材かな。
「落書き:'70年代の少女漫画っぽく」
'70年代の少女漫画?少女趣味的な感覚が割と好きです。
水森亜土や内田善美、おおやちきなんかが大好きです。
あと新書館のフォアレディースシリーズで出てきていた
素人以上プロ未満の漫画家さんたちの感覚が
自分にとって、ほんとにツボだったのです。
でもって、そんな感覚を意識しながら、始めた落書きです。
「けも耳少女とドラゴン」
デフォルメキャラによるドラゴンを
やってみたかったのです。
気持ち的には鳥山明あたりを意識したのですが
描線や形の捉え方の問題なのか、
キャラクターを取り扱う手つきの問題なのか
思ったようにはいきません。
あと、もともと作っていたスケッチのレイアウトは
軍用バイクに乗ったドンキホーテっぽい爺との
組み合わせでした。
で、個々の要素は全く違うのですが
投稿済みのものと画面構成が被った印象だったので
後景のけも耳少女とドラゴンを取り出した構成にしました。
*
以下は純粋に手を動かして描き留めたものをアップしたものです。
「戯れ描き:点と線 あるいは けも耳姫」
点と線を適当に描いててなんとなく浮かび上がったイメージです。
「亡者の河」
ドレスの襞の流線を描きなぐっていて出てきたイメージです。